Plus value notebooks

Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

今日から夫婦2人で「夏旅」です。

今日、明日で奥様と「夏旅」。行ってきます。


今朝は、8時過ぎに奥様の車で松江を出発。今回の夏旅は、チャリで走るので、ロードバイクをしっかり積載。奥様は並走せずに、走行中の空き時間で周辺を観光するので、運転に慣れた奥様カーでの旅になります。唯一の心配は奥様カーのナビが壊れていることかな…。

 

f:id:hakthakt:20190813104228p:plain


向かった先は、広島県呉市安芸灘大橋を越えて、目的地である下蒲刈島に到着したのは11時半過ぎだった。そこから、呉市役所蒲刈支所まで移動して、駐車場に車を駐車して、周辺にあるお店で食事。

 

f:id:hakthakt:20190811113816j:plain

 

見つけたお店は小綺麗ないい感じの店でしたが、入ったら既に10人、11人の団体客がいて、厨房てんてこ舞いで僕らは全く相手にしてもらえない感じ。それでも30分後ぐらいに席に案内されて、メニューにあった夏季限定の「しらす釜揚げ丼」を注文するも、本日漁がお休みでありませんと・・・なので、定番メニューの「海鮮丼」を2人でしっかり食べて海の幸を堪能。

 

f:id:hakthakt:20190813104300p:plain

 

お店にあった「安芸灘とびしま海道サイクリングマップ」を手にして奥様は、ドライブコースと行き先を思案。僕は、走行するコースを事前にガーミンにプリセットしてきたので、マップは全く必要なく、駐車場に戻ったら着替えて、準備して、初「安芸灘とびしま海道」ライドとフェリーの旅を開始したんです。

 

f:id:hakthakt:20190813104321p:plain

 


最初の下蒲刈島は1周して、次の上蒲刈島以降は、外周路を回って行く感じ。走行して感じたのは、思ったほど暑くないこと。潮風が適度に体を涼しくしてくれてなかなかサイコーではあった。

 

f:id:hakthakt:20190813104347p:plain

 

今回走ったコースは最短推奨コースではなかったせいか、僕以外はロードバイクを見なかった。奥様によると推奨コースは散見されたらしい。まぁ、こんな酷暑で走るバカはおらんみたい。実際、走行コースと最短路が被る橋の周辺では、暑さでリタイヤ(車両回収)しているグループやら、トンネルで涼んでいるサイクリストなど、多くはないが見受けられた。


風光明媚でほぼ僕しか走っていない外周路を快調に飛ばす。外周路は地元の車両も人影もなく、海水浴を楽しむ人々が海水浴場とか人気のない浜辺にいる程度でして、観光地的な賑わいとは無縁の地というイメージを受けた。そういった意味では、松江出雲周辺のサイクリングコースの方がまだサイクリングと観光が融合しているのは間違いない。


途中から暑さが厳しくなって、豊島大橋から次の豊島に渡る直前の長いトンネル付近でしばし休憩。今回のライドは、ガーミンのルートナビを事前に仕込んでいたので、道を間違えることが全くなく、そういったストレスは皆無でサイリングに集中できた。

 

f:id:hakthakt:20190813104429p:plain

 

この暑さだと、トンネルが一番の休憩ポイント。トンネル出口付近にちょっとした木陰があったので、そこで頭から水を被りクールダウン。それで随分楽になって、そこからは写真撮影で立ち止まる以外は休憩せずに、ゴールである大崎下島の小長港を目指した。

 

f:id:hakthakt:20190811140141j:plain

 

最後の島である大崎下島の御手洗地区では、江戸時代の海の交通の拠点として繁栄をし、古い町並みが残る風光明媚な観光地があったけど、ちょっと写真を撮ったぐらいで先を急ぐ。しかし、ここもコース上なのにサイクリストに向けたサインなどもなく、店前の席には人もいなく、周りも観光客が皆無で、意識して立ち止まらなかったら、ホント営業しているのかすら分からなかった。8月のお盆含めた6連休の最初の3連休の中日でしたから、とても商売っ気がなくて信じられない気分でしたね。

 

f:id:hakthakt:20190813104511p:plain

 

で、15時過ぎに小長港に到着。ここには、「安芸灘とびしま海道サイクリングマップ」によると「ゆたか海の駅 とびしま館」という施設が営業してることになっていたので、奥様はそこにいるのかと思いきや・・・なんと閉館!定休日ではなくて、閉館(倒産)してました・・・。

 

f:id:hakthakt:20190811150009j:plain

 

ネットで調べると今年の初めぐらいには潰れたらしい・・・。マップにはしっかりと「サイクルステーション」と写真入りで掲載されているので、そうならシールとかで修正して置いておくべきではないか・・・。かなり残念な観光地ではあったな。

 

奥様はというと、並走せずに、サイクリングマップで調べて県民の浜近くの「かまがり温泉」に行ったら、海水浴客で溢れかえっていて断念、その他の観光地も、オープンな施設ばかり。エアコンなく酷暑で観光どころではなく諦めて、結局大崎下島のフェリー乗り場で40分近く待ってたらしく・・・。やはりもっと涼しい時期に来るべきだったと実感。

 

ちなみに、今回の「安芸灘とびしま海道」ライド走行コースはこんな感じです。

 

www.relive.cc

 

気を取り直して、次の島にフェリーで移動すべく、フェリー乗り場で確認すると、あと5分でフェリーが来ると判り、大急ぎで準備して乗船。大崎下島から次の目的地大崎上島にフェリーで移動。15分ほどでしたが凪の海面をのんびり進み、瀬戸内海の素晴らしい眺望と、涼しい潮風を感じながら気持ちいクルーズで明石港に到着。

 

f:id:hakthakt:20190811152017j:plain

 

大崎上島では、島1周する時間がないので、奥様は最短路で大西港へ。僕はちょっと海岸線を走ってから峠越えで大西港に入るコースを選択。途中リゾートホテルらしき場所を眺めた以外は、これまたほぼ車両に出会うことなく島ライドを堪能できた。

 

f:id:hakthakt:20190811153637j:plain

 

そして、2回目のフェリーで大西港から本土の安芸灘港へ。先回りした奥様がチケットを購入してくれていたので、16時5分発に間に合って最終車両で飛び込んで島ライドは終了。2番目の「大崎上島」ライド走行コースはこんな感じでした。

 

www.relive.cc

本土までのクルーズ中、誰もいない車両甲板で着替えてから、2回目のクルーズはエアコンの効いた船内から瀬戸内海を楽しんで、今回の「安芸灘とびしま海道」ライドとフェリーの旅は無事に終了したんです。

 

f:id:hakthakt:20190811162105j:plain

 

走行中、そしてフェリーから見る瀬戸内海は本当に素晴らしかったです。

 

f:id:hakthakt:20190811162303j:plain


今回は、とびしま海道ライド51キロ、大崎上島ライド13キロ、合計64キロのライドとフェリー2回乗船。料金ですが、最初の安芸灘大橋が720円、フェリー料金は、車(5m以内)と大人2人で大崎下島大崎上島間は2500円ぐらい。大崎上島と本土、安芸灘港は3010円。距離を考えたら、下島上島間はちょっと高い気がした。隠岐島前でもこんなライド出来るな…と思いながら走ってました。

 

とびしま海道しまなみ海道以上に平坦路がほとんどだったので初級中級者にはいい場所ですね。でも今回走ったコースは最短推奨コースではなかったせいか、途中でのんびり休憩できるスポットがあるようなないような・・・。途中のスウィーツなどが楽しめるスポットなどは御手洗以外では見つけられなかった。ですから、やっぱしまなみ街道が断然楽しめるのは間違いないです。


安芸灘港に着いたら、一路広島市内に急ぎ、ホテルにチェックイン。そして酷暑ライドからの晩飯は、やはりビアガーデン!今年初。ビールが五臓六腑に染み渡る感じ…。

 

f:id:hakthakt:20190813110125p:plain

 

令和元年、夫婦の「夏旅」1日目は、最後のビールの美味さで、全て良しですね。

 

そんな1日でした。