さすがに３連勝とはいかないのが、山陰の冬でしょうね。今日は天気予報も大きく外れ、終日雪模様でしたね。でも、ヒトは結構来ていましたよ。
今朝は５時半に起きて、窓の外を確認する。外は断続的に雪が降ってまして、家の前の道路は完全に雪で埋もれている・・・。これってひょっとしてこの冬一番の積雪かも・・・。その瞬間に、今日の段取りが変わる。
とにかく出来るだけ早く現場に行く事が先決だな・・・。スタッフの集合を３０分早めて、自分と我が社のスタッフは７時半には天神町のメイン会場となるロータリーに到着。行ってみたら予想通りの結果で、マジで慌てた。一面ゲレンデ状態になっていたんですね（笑）。
とにかく、我が社がすべき事はなにか？それは、商店街の住民さんに迷惑をおかけせずに、雪がなかった時と同じように、出店者を開催時間までにきちんと出店させる事なんです。
じゃぁ、何をすればいいか、当然です、昨日地割りした、マーキングシールを掘り起こすことなんですな（笑）。こんな天災時にこそ、イベント会社の優劣が出ると思っています。こんな大雪で、出店位置も判らない、出店者も遅刻してくるようなとんでもない事態で、何事もなかったかのように、何の問題もなく定刻に来場者を迎えられる事が、本当に凄い事です。それをすべく全力で動きましたね。
まずは出店者のテントや機材置き場を確保すべく、そのスペースの雪掻きをして機材供給ポイントに機材を設置して、そこからは、昨日の地割りマーキンリングを掘りこす作業に没頭する。なにせ、３０数店舗の出店位置を、出店者が来るまでに掘り起さないといけません。
下の画像のように、マーキング位置だけでなく、そのスペースも明確に掘りこさないと、間違った場所に出店されたら、地域の皆さんのご迷惑になるんです。そこが判らない業者が多いのではないかと思いますね。地域振興は、その地域の住民の理解と応援がなければ決して成立しないということです。ちなみに中央の黄色シールが出店者番号、右の緑シールが出店スペースの右端を意味しています。
そんな事をすべてこなしている間に、観光協会さん、商工会議所さんらもお越しになって、そこからは、ロータリースペースの雪掻きなどを弊社以外の方々で11時のオープンまでに完成させ、こんな大雪であっても、何事もなかったかのように定刻通りのオープンとなったのでした。弊社としては、これこそが他社と違うクオリティだと思っています。
オープン後は、天気予報ならずっと曇りのはずが、全然そんな事なくて、晴れ間も一瞬あったとしても、基本断続的に雪が降っていましたね。でもそんな中多くの来場者があったんです。下の画像は天神町商店街のピーク時の様子です。
結局15時のクローズまで雪は止まなかったけど、それなりに来場者もあったし、賑わっていたと思いますね。下の画像は、12時頃のロータリーの様子です。７時半には上のように一面真っ白だった場所は見事に雪がなく、来場者は普通のイベントと同じような環境になっています。弊社と主催者さんの見えない努力はこんな事なんですね。どんな天候不良でも、何事もなかったかのようにできるイベントが本当の意味で完成度が高いものだと言う事です。
クローズ後も、迅速に撤去は終わり、16時半前には全部が完了してました。天候の善し悪しは、どうにもならないですけど、そんな状況下で、普段どおりのフィニッシュに至ったので、弊社としては及第点です。そんな１日でした。
