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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

親子で「初しまなみ海道」ハーフでした。

こどもたちの部活休みを利用して、親子で行ってみたかった「しまなみ海道」をサイクリングしてみたんです。


とはいっても、部活休みは今日までで、僕も仕事の都合で今日しか終日フリーはムリ!ということで、日帰りで行けるところまでで往復しようと思い、「しまなみ海道」に行ったんです。しまなみ海道といえばサイクリングスポットとしては全国的に有名ですし、道路上のペイントサインが視認性が高くで良いと聞いていましたので、何の予備知識も、マップも持たず走ってみることにしたんです。


で、8時半に家を出発して、11時半位に尾道駅前の市営駐車場に到着。そこにあるレンタルサイクルのおっちゃんにあれこれ聞いた後、「尾道ラーメンでいい店ある?」と聞くと駅前の「たに」さんを紹介されたので、まずは腹ごしらえです。3人ともがっつり食べたんです。確かに美味いです。でも我が家は地元の「ラーメン長さん」派なので、それには勝ってないな・・・と地元に軍配!



腹ごしらえの後は、ロードバイクをセットして、着替えて向島に渡る渡船に乗って移動し、そこからサイクリング開始です。



今日は、スタート時に小雨がパラパラ・・・でしたが走行中は見事な快晴で、その割に酷暑でもなくベストコンディションではあったんです。最初の因島大橋までは、ノンストップで移動し、ロードバイクのチェックをしてから橋を渡ったんですね。ここは涼しくて最高でしたが公大は高所恐怖症なので「マジやばい!」を連発してました(笑)。



その後は快適なサイクリングになって、正直こどもたちも20キロを越えたあたりでも「まだまだ全然楽勝!」と言えるぐらいではあったんです。それでも補給も兼ねてエイド休憩を。ということで生口島に渡ってから、ちょっと走った所にあった「島の駅しまなみ」に立ち寄ったんです。



ここでは、瀬戸田産柑橘類のフレッシュジュースを販売してまして、これぞ地産地消のソウルドリンクです!早速お店の方に3杯お願いして飲んだらマジで生き返った〜。



当初の目的は次の島「大三島」にタッチして帰る予定でしたが、お店の方にも勧められてこの生口島をぐるっと1周して帰路に着く事にしたんです。



いろんな話をお店の方として盛り上がり、最後は3人のショットを撮影してもらいました。こどもたちは中学になって身長が伸びて来たのでサイクルジャージが似合ってきましたよ。



ホント島の皆さんの気さくな部分、陽気な雰囲気が、柑橘類が育つ南国って感じで実に心地よかったんですよ。で、サンセットビーチを通過して、一路、渡って来た生口島大橋を目指すも想像以上に距離があって焦る・・・。正直地元の大根島位の1周(約9キロ)とばかり思っていましたが、かなり大きな島であることが後で判ったんです(笑)。



それでもなんとか橋を見つけ、帰路に着きました。橋が見えてから、こどもたちも元気を取り戻したようで、帰路はペースが早かったように思います。でも一番は中学の部活で「走力」を鍛えられているので、一緒に走っていても上り坂では2人ともしっかりついて来ますので、これはホント成長したんだなと感じましたね。


で、無事に渡船乗り場に到着で、ゴールとなりました。



本日の結果は以下の通りです。ホントいいコンデションだったので、3人とも楽しく完走できたと思いますよ。(詳細はこちら



渡船で、本土に戻った後は、市営駐車場から西に歩いて100メートルにある、サイクリストに必要なサービスを提供する複合施設「ONOMICHI U2」の100円シャワーでスッキリして帰路についたんですね。



で、今回のしまなみ海道ですが、お盆休み期間であったとしても道中すれ違うサイクリスト数は半端なくて(カップルや外人も多し)、しかも皆さんすれ違う時お互い会釈できるフレンドリーさが印象的でした。また僕らみたいなロードバイク乗りではなく、普段着で、レンタルサイクル(小径車やママチャリ?)で走る若い男女も多く、この混在こそが本当の意味で自転車で地域を盛り上げる姿だと思ったんです。


ガチなロードバイク乗りだけが、ハードに走って盛り上がるのはやはり大会だけなんだと思うし、誰もがその場所とサイクリングをいいイメージでリンクして、普段着でも走ってしまう土地こそが本当の意味で自転車乗りの聖地と呼べるのではないかな・・・。そう実感したんです。


では、そんな場所は島根にあるのかというと、はっきり言って松江の中海周回部分、美保関灯台まで、嵩山を越えず大橋川沿いの小道などのミックスがそれに該当すると思います。それに、しんじ湖温泉から出雲大社に431号線で向かい、帰りは一畑電車サイクルトレイン・・・なんてもの、松江オリジナルで絶対しまなみファンにも受け入れられるコンテンツだと確信できたな〜。


今年度で松江尾道線も完全開通しますから、今回僕らが親子で実感した経験の逆バージョンがあり得ます。そうなるとやはり尾道(広島)から松江に来るロードバイクユーザーやサイクリング好きな一般の方に向けたハード(道路サインやシャワーなど)整備と詳細な県外PR(お薦めルート紹介やグルメなど)が出来れば、きっと広島(四国)から日帰りファミリーライドで来たい思う方も増えると思いますね。


そんな1日でした。