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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

寒い冬はやはり「寒ブナ」なんです。

今日は、寒い冬の1日でしたね。こんな日、宍道湖岸生まれ育ちの(元)斐川人としては「寒ブナ」が食べたくなるんです。


本日は、雨が降ったり、止んだり、みぞれが降ったり、時折晴れ間もあるような出雲的冬の日でした。家族でのんびり起床して、9時位から1時間のウオーキングタイムはそれでも雨はなかったかな。その後はずっと仕事でした。


で、夕ご飯はどうしようか?と家族で話しをしていたら無性に「寒ブナ」が食べたくなったんですね。なので、今日は「寒ブナ」メインのダイニングにしたんです。


僕らが住む、乃木地区なら、やはり乃木駅近くの「梶鮮魚店」さんが「寒ブナ」を買うのにはベストです。40センチほどの活きた寒ブナをその場で刺身にしてもらえます。夕方18時過ぎに伺ったんですが、しっかり寒ブナもあったんです。



で、自分の幼少時代の寒ブナの話をしながら、実に丁寧な対応で捌いてもらいました。



本日の寒ブナは、玉湯町布志名沖で網にかかった真ブナです。店主さん曰く「ヘラブナ」は出雲的美味「寒ブナ」としては外道で一切客人には売らないとの事。


良くスーパーで「岡山産 寒ブナ」が売っていますが、かなりの割合でヘラブナのようですし、やはり「寒ブナ」の美味さは、生け簀で活かしておいた真ブナをその場で捌いてもらい、急いで持って帰って食べる事に「絶品なる美味さ」がある訳です。それが判るのはやはり地元民だと思いますね。


なのでスーパーの寒ブナは、本当の美味さは皆無ですので、本当の美味なる出雲的冬の味覚を味わうならこのような「プロショップ」で購入するに限るのです。



で、夜は熱燗と寒ブナ、あら汁、津田カブなどなどで出雲人的「地産地消至福の宴」です。この時期の寒ブナはホント美味すぎますね。こどもたちも目からウロコ的に「美味い!美味い!」を連呼してましたよ。もちろん、生姜をすって、お醤油と絡めて食べるのが最高です!


山陰の冬は、観光的には「カニ」になるんでしょうけど、寒い日に生け簀から掬い上げて直ぐさま捌く「寒ブナ」は、本当に美味いですから!我が家としてはこれこそが出雲人的冬の味覚の王道だと思ってます。でもマイナーでいいと思いますよ。寒ブナがなくなっても困りますからね(笑)。


そんな1日でした。