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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

新しい企画展が始まりました。

歴史館では、今日から新しい企画展が始まりました。「イヌイット」に関するものですが、随分松江にゆかりのある展示のようです。


企画展の名称は「国立民族学博物館所蔵 イヌイット版画 カナダ先住民の生み出す美 〜海を渡った日本版画と和紙が、極北の民と交流〜」というんだそうです。イヌイット民族の芸術センスを見抜いた方が、松江出身の版画家平塚運一氏のもとで版画を学び、それと同時に、浮世絵制作の作業からヒントを得て、原画を描く人と掘る人、刷る人からなる分業体制を確立して、用紙として和紙を使うことをイヌイット住民に伝えたんだとか・・・。


イヌイットの版画制作は、日本の版画や浮世絵という、伝統文化なくしては成り立たなかったそうですので、かなり松江に関わりの深いものですね。実際、ちょっと見ましたが、確かに、高いセンスを感じますね。版画のリトグラフみたいなものがあれば、部屋のインテリアにもなります。色彩が豊かなものもあるし、狩猟を中心とした生活、一面が白銀の世界での生活からこんな絵が生まれるのか・・・と驚きますね。



ちなみに、弊社のショップ縁雫では、この企画展の図録や、ポストカード等を限定販売してます。



気に入ったポストカードをフォトフレームに入れて、部屋のちょっとしたインテリアにしてもいい感じですよ。是非ご利用くださいね。


そんな1日でした。