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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

城崎(改め)竹野2日目。

hakthakt2007-08-20

家族レジャーの2日目に入る。すいません、昨日のタイトルで「城崎1日目」と書きましたが、正確には城崎の手前10キロ地点にある「竹野町」です。竹野海水浴場の民宿「かみさき」に宿泊しました。昨晩の晩飯は凄い!凄すぎ!但馬牛の証明書を提示されたあとのステーキ・・・8ミリぐらいの厚さのカルビ(かな?)が5枚ぐらいひとりについています。それを温泉なんかにある小鍋用のコンロ(なんかロウソクみたいなやつで火をつけるもの)でじゅぅじゅぅ・・・これが絶品!上手すぎる!それ以外にも「刺身の舟盛り」なんか出てくるし、料理が絶品でしかも食べきれない!さすがじゃらんのネット版「イサイズじゃらん」の口コミ評価で料理の評価が高かっただけの事はある・・・建物は古いけど料理と人情は素晴らしい!いいです、ここ!


さて、朝飯を食べてから、嫁さんの希望であったクルージングに出る。実は、昨晩を考えてましたが、どうも普段は「イカ釣り」の渡船(というか釣り船)業が忙しいらしく、予約がそれで埋まってしまい無理ですとの事、でも朝ならいいですよ!との事でしたので、朝9時45分発で完全家族貸切の「城崎クルージング」となる。大人ひとり1500円、幼稚園以下無料なので、3000円で貸切です。天気は快晴!海は「ベタなぎ」で波全くなし!宍道湖みたいな状態の日本海をクルージングでした。しかも1時間!です。こどもたちも最初は大騒ぎです。クルーザーの先頭で海を眺めて大騒ぎです。舟は竹野海水浴場を出て、一路城崎方面へ、そこまでの眺望は、隠岐島前にそっくりで、火山活動でいびつな地形となった沿岸部のダイナミックな景観を楽しみ、その後「竜宮城」へ・・・。なんと城崎に竜宮城はありました。しかも地上に!(笑)これは城崎マリンワールドさんが昔、島を利用して建築したものらしく、民宿の若に言わせると「昔は、そこに送ってくれて、お茶とか出してくれたよ!」とかいう、自然の島を造作したパビリオンらしいのです。画像の奥に見えるのがそれです(笑)。恐るべし城崎・・。商売のためなら景観破壊もいとわないのか・・・まぁ相当昔の話らしいですがね。


楽しくクルージングを終えた、と思ったら、こどもたちはぐったりしてました。さすがにいきなりの1時間クルーズはこどもたちには厳しかったようです。いわゆる「船酔い」ですな(笑)。その後、波止場で待っていた民宿の若と一緒に、民宿方面に帰り、途中で別れ、民宿着。そこで奥様(温泉でいう若女将かな・・)さんといろいろ話をしながら荷物を積み込んで、民宿を離れました。いやぁ〜料理と人情!いかにも民宿です。醍醐味を味わいました!良かった良かった。向かうは昨日と同じ「竹野スノーケルセンター・ビジターセンター」です。


昨日のシュノーケリングが相当感激モードだったこどもたちは、本日もビーチで海水浴を嫌い、またシュノーケリングです。でも今日は、昨日とうって変わってものすごい快晴!透明度抜群!でも、ちょっとクラゲが多い・・。昨日の風で、クラゲ(小さいけどチクチクするタイプ)が波打ち際に集結してまして、岩場を越えると襲撃されます。それでこどもたちは沖に(といっても10m位ですが)出るのがイヤらしくて、ホント波打ち際の穏やかな場所で、嫁さんと3人でシュノーケリングしながら「べべ貝」採りに夢中になってました。その間僕は、スノーケルセンターの見所らしき沖合の大岩周辺をのんびりシュノーケリングです。1回が1時間のロングシュノーケリングを2回堪能しました。マジでリフレッシュできます。スプリングと言われるウェットスーツを着ているので、全く寒くないし、浮力もあるので、フィンをゆっくり動かすだけでのんびりと進ませます。大岩の周辺は、透明度最大で20m。石鯛、クロダイの幼魚、ネンブツダイタカノハダイスズメダイ、ベラの仲間(複数種)もいました、イカも群れて泳いでいます。イカは海中で見ると泳ぐスタイルは宇宙船にしか見えませんね。見てて楽しいし飽きないです。その他、アワビ、サザエも沢山見ました。なかなかこの時期の日本海の魚たちはほぼ網羅していたかもしれません。


そんな感じで10時前から潜りだして12時前まで2時間完璧に家族でシュノーケリング三昧の時間を過ごしました。こどもたちが一緒にシュノーケリングしてくれるのを楽しみしてましたから、6歳でそれが叶って満足です。これから家族の夏のレジャーは自転車とシュノーケリングですね。家族全員大満足です。画像はそれらのシーンです。


その後、満足しきって昼過ぎに竹野スノーケルセンター・ビジターセンターを離れる。その後は一路松江に向かい。5時前には松江市内に入りました。市内で用事を済ませて、6時前には帰宅となる。いやぁ楽しい夏旅行でした。でも、今回のレジャーは実は島根県でも全然できることばかりです。実際、浜田市島根町で行っています。でも、思うのは、マリンレジャー施設と民宿(ホテル、温泉)が連動していないこと。家族連れでも楽しいマリン施設がないことは事実ではないかな。今回の竹野スノーケルセンター・ビジターセンターなんかは、大学生や地元の小中学生も体験などで受け入れている様子。島根町のマリンゲートしまねとか加賀の桂島でも、スノーケルセンターを開設して、松江市内、島根県内の小中学生の「ゆとりの時間」とか、高校生の「課外授業」、大学生の「一般教養」のカリキュラムで、島根の自然に触れて体験するスクーリングなどを行えば、誰もが「島根の海は最高!」って胸を張れると思うけど・・と考えてしまいますね。そういったしくみづくりが大切で、継続すれば大きな地域資源になると思うのですがどうかな(笑)。まぁ極めて私見ですけどね。
BONNIE PINK=Water Me:





今日はずっと「水の中の僕」でした。いい気分転換になったな。