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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

約30年ぶりに北海道に来ました。

約30年ぶりに北海道に来ました。

 

1日目は日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」へ。新千歳空港から急行で20分で、そこからちょっと歩いて開始に間に合いました。


今回見たかったのは、札幌ドームと決別して、球団自ら「ボールパーク」を建設した、完全民間によるエンタテインメント施設がどのようなものかを見たかったことが1番です。

 


試合自体は相変わらずの苦手ロッテにまたしても1点差負けという苦々しものでしたが、それを忘れさせる非常に観やすく、飲食ブースも、物販ブースも回遊性が高くストレスが少ない、トイレひとつとっても実に計算された収益施設だなと感じました。

 

 

スタンドは本当に観やすく臨場感があり、マルチビジョンも大きく、音響はライブ会場のようなサウンドでしたね。エアコンもバッチリ効いて快適なスタジアムでした。また球場内の支払いは現金は不可でオールキャッシュレス決済。ファンの専用アプリでも決済できます。グッズも飲食も長蛇の列ですがそれほど待たなかったです。

 


ファンサービスもしっかりしていましたし、長い時間の試合があっという間にを終わった気がします。

 


そもそも、札幌ドーム時代は、年々値上げされる使用料金に加えて、飲食ブースの収益や球場内の看板スポンサー収益はゼロ、グッズ売り上げも他球団とは比較にならない法外な手数料を取られ、人工芝の下が硬いコンクリートで選手生命を脅かす大怪我が多発するという何重苦によって、球団経営がままならず、選手に適正な年棒が支払われない状態が続き、結果として自社で収益性の高い施設を作った経緯があります。札幌ドームに支払っていた年間12億円とも言われるお金が自社球場で浮いてくるのです。


また、試合はない平日も約1万人の来場があり、そこでもしっかり収益が上がるようになっていて、単なるスタジアムというよりは北広島市を代表する観光施設にもなっているんです。

 

 

この劇的な収益改善によって、これまでできなかった有力選手の補強が可能になります。若手ばかりのチームですが、数年を経て確実にAクラス常連チームになっていくだろうなと思います。

 


本当に勉強になった1日目でした。

 

そんな1日でした。