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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

売り場替えをしたんです。

今日は、松江歴史館ショップ縁雫の売り場替えを行いました。売り場にあった書籍コーナーを拡大しまして、倍の面積にしたのです。


本日も、お天気は「暴風雪」なので、朝方も一瞬で雪景色になってしまうような感じでした。それでも9時過ぎから松江歴史館のショップ縁雫に行き、昨日の休館日に工事があって書籍の戸棚が増設になったので、それに合わせて全体を売り場替えすることにしたんです。


そもそも、書籍コーナーの充実は館長等から要望があったのですが、なにせ、壁面の棚がガラスでできてまして、重量のある書籍を置く事ができませんでした。その為、かなり窮屈なスペースで販売していたのですが、書籍は企画展に応じて増える一方ですので、市の方に要望して、増設となったのです。館長のニーズのお応えできるスペースになったと思います。


同時に売り場全体も什器も含めてかなり入れ替えました。和風な什器を増やしたのです。基本的な什器は歴史館のものですが、それ以外の細々とした什器は全て弊社の自前です。ただ、一部の什器が、書籍コーナー不足を補う為に、本棚も自社購入して設置しておりましたので、壁面の改修工事に併せて、それらを撤去して、和のイメージに似合う、竹細工の装飾を施した純和風な什器を複数導入したのです。什器だけでも、弊社としてはかなりの投資ではありますが、これまで以上に「和のセレクトショップ」という感じになりましたね。


で、ほぼ1日スタッフが頑張ってくれて、ほぼ全体が仕上がってきた感じです。下の画像はその書籍コーナーの様子です。手前の駄菓子のコーナーの奥にちらっと見えるのが、新しい和風什器です。レジ前にも増やしましたのでかなり和のテイスト溢れる売り場になってきたと思いますね。



また、春までには、松江歴史館縁雫オリジナルの香水、お香や地元作家による古布のリメイク雑貨を拡充しますので、ますます松江の「和」オンリーショプとなっていきます。


最初は、自分のショップコンセプトを表現する為に、全国仕入れが多くを占めた時もありましたが、イメージに賛同してくれる作家さんが増えてきた事もあり、段々と松江作家作品が半分以上を占めるようになってきました。それと、近所の「しまね物産観光館」に「販売してない」商品のみで構成するということにもこだわっていますので、仕入れが難しかった事もあります。


なんでわざわざそうするのか?なんですが、しまね物産観光館には売れ筋商品が集まりますよね。でもそれと同じ品揃えをすぐ近所の施設がしたってしょうがないし、観光客の楽しみのひとつは「ショッピング」があるんです。なので物産観光館も見て、我が歴史館のショップも見て、全く違う品揃えを理解してもらい、買い回りを楽しんでもらうことこそ、観光地にあるお店としてすべき事だと思っているんです。


どこの店に入っても金太郎飴状態で店が並ぶ観光地ってありますよね。それって、売上至上主義で、売れ筋だけを追い求める、金儲け主導の商売だと思うんです。そんな店を我が社は真似る必要はないし、セレクトショップとして、会社のセンスでお客様に訴える事こそ、我が社がすべき事なんです。それが企画会社が運営する、ショッピングが楽しくなる「お土産店」なんですね。


自分的には3年かけて完成に持って行くつもりですので、これからも松江の作家の作品を、衣食住で提案できるショップに進化させて行く予定です。ご期待くださいね!そんな1日でした。