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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

夕方、ようやく心からほっとしたんです。

夕方に、突然の来訪者があって、その方々を見て、話をしたら、ようやくほっとしましたね。ホント大事に至らなくてなによりでした。


その方々っていうのは、この間の石見グランフォンドで落者された参加者とお連れの方でした。仕事の方は今日も忙しくて、午後の中海圏域産業技術展の担当者会は、3時間近くに渡る長丁場の会議だったりしたので、帰ってきた時にはかなりぐったりしてもいたんです。


事務所前の駐車場で、車を降りて、玄関に向かおうとしていたら、すぐ横をゆっくり走る車があって、やがてピタッと停車したんです。「ん?誰かな」と思い助手席を見ると、そこには、確か見覚えのある方がいて、その方が、確認したように降りてこられたんです。完全に降りて来られたら、石見で落者された方だとすぐに判って、その後お連れの方と3人でしばし立ち話です。


実は、大会の翌日の月曜日。僕はその方が入院していた県立中央病院に、内緒でお見舞いにいったのです。前日に邑智病院からお連れの方共に転院されて、検査の結果は出ていたようですが、しばらくは経過観察もあって入院するとの事は聞いていました。で、今日が退院の日だったようです。退院して、まずお礼に来られたようで、自分としては驚きと同時に、元気になられた姿を見て、ホントほっとしました。


お連れの方もわざわざ出雲から乗せてこられたようで、元気になった事の報告をまず!といった感じでしたし、お二人とも、今回の事故で関わった方にお礼がしたいとの事だった。


ただ、真っ先に救急車を呼んだ「えこにん」さん以外は、参加者ですし、個人情報もあるしで、正確に誰か特定できないので、キチンとお答えできずこっちも残念でした。でも、こんな感じで、来ていただけると、主催者としては、開催して良かったとホント思います。また、入院までではないけど、保険の適用になるケガをされた方も、電話いただく際に「ケガはしましたけど、来年も参加しますから!」と言っていただく方ばかりで、その心遣いにはこちらの方が恐縮する始末なんです。


でもね、そんな事は少しも自慢ではないので、もっと安全に、そして参加者全員が楽しくケガなくやりきれる事こそが、我々主催者の最大の目標です。それを実現すべく、今後の大会も精進していかないといけませんね。そんな1日でした。