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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

視察 兼 家族旅行1日目

本日は、毎年家族で出かける旅行と仕事の視察を絡めた旅行の1日目でした。しかし今日も厳しい暑さでしたね。


今朝は、7時半には自宅を出発。高速道路を駆使して、12時前には彦根城に到着です。今日明日は、仕事の視察と家族旅行を兼ねて国宝「彦根城」、京都、淡路島に来ています。1日目は、彦根城及び歴史館、夢京橋キャッスルロードなどを視察です。


ただ、視察といっても単に家族で楽しんでいるだけですけどね(笑)。着いたら、今日も暑い夏の日には変わらないです。で、始めに彦根城すぐ近くの二の丸駐車場に楽々駐車。料金は先払いで400円ですから、何時間停めても変わらないのは魅力ですね。で、歩いて2分の彦根城入場口に行く。ここで、彦根城だけでなく彦根城博物館、さらには玄宮園にも共通で入場できる共通券を購入。大人1000円、こども350円でした。これはリーズナブルです!


彦根城は「国宝」の城でして、そのスケールは想像以上に素晴らしいものだった。但し天守閣は松江城の方が立派かも・・・(笑)。天守閣は小さく、且つ階段が急で見るには大変な建物ではありましたね。ただ、この彦根城は、日本史上でも非常に有名な井伊直弼の居城でしたので、知名度は抜群です!今日も平日ながらけっこうな観光客がいました。まぁ数的には、松江城も遜色ない感じかもしれませんね。


ただ、施設のサービスとして嬉しかったのは、彦根城天守閣前にあった、ミストシャワーの「涼み処」ですね。下の画像がそうです。これだけ暑いと、こんなミストシャワーのサービスはマジで嬉しいですね。



天守閣に登ると、眼下に琵琶湖も見えます。琵琶湖と山々の間、5キロメートルほどの狭い平地に立地する彦根は、中山道北陸道が合流し、水陸から京に至る東国と西国の結節点でして、壬申の乱姉川の戦い賤ヶ岳の戦い関ヶ原の戦いなど、古来、多くの合戦がこの地域で行われたそうです。 なので戦略拠点としてその点に注目され、織田信長佐和山城丹羽長秀を入れ、ほど近い長浜城羽柴秀吉に与えたり、豊臣秀吉徳川家康は、それぞれ石田三成井伊直政を、この地に配置している重要拠点なんですね。なので城構えが重厚なのはうなずけます。


しっかり現存するのは天守閣だけでなく、西の丸三重櫓(詳細)もそうです。そこもじっくり見学してから、裏道を下り、玄宮園詳細)に移動する。ここも素晴らしい日本庭園でしたが、僕も嫁さんもなんとなく「平等院鳳凰堂」と似ているような・・・と感じた次第です。ただ、この庭から眺める彦根城は素晴らしいの一言でして、こんな景観は松江城にはないかもしれません。唯一対抗できるのは、松江歴史館の庭から松江城を眺める景観だと思いますね。



その後は、彦根城博物館を鑑賞。井伊家の収蔵品は素晴らしく、大変魅力的なものでした。加えて自分が一番見たかったのは、彦根城博物館の中央に建つ能舞台なんです。これは江戸時代の表御殿の中で現存する唯一の建物なんだそうです。明治以降、他の場所に移されていましたが、博物館の建設にあわせてもとの場所に戻されたとか。自分も過去2回松江城薪能を運営させて貰っていまして、この現存する能舞台は、これからの仕事にもいい参考になりましたね。



その後、遅い昼食とお土産品の勉強に、夢京橋キャッスルロードに移動です。ここも江戸風な町並みが見事に再現されていまして、城下町の風情が満喫できるスポットでした。ただ、お土産の内容は松江と変わらないと思いましたけどね。



そんなで16時頃まで彦根を堪能して泊地である京都に移動しました。かなり慌ただしかったですが、相当参考になるモノが多かったですね。いろいろとイメージが湧くものが多かったです。そんな1日でした。