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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

松江城薪能の会場施工だった。

hakthakt2011-10-07

本日はほぼ終日、明日開催される松江城薪能の会場施工でした。ホントいい天気で、明日は間違いなく素晴らしい薪能がご覧いただけるでしょう!


今朝は、9時ぐらいから、会場施工の準備で市内を回る。会場となる松江城馬溜は文化財となる場所ですから、テント施工、ステージ施工、照明施工のすべてがアンカー打ち厳禁です。なので、ウェイト中心で神経を使う部分もあります。


午前中は馬溜側溝の破損防止の対策を行って、無事に舞台の4トンパネルを会場に入れる。で、13時頃から当社の部材も入れてしまい、細かな部材を市内で回収して回る。とにかく、薪能はいろんな細かなものの調達があります。ユニークなものとしては、大鼓、太鼓、小鼓の皮を乾燥させる火鉢と備長炭なんかですね。あとはスリッパとか衣桁、畳なんかも必要です。


まぁ、そんな細かな手配だけでなく、薪能の舞台も完全なる特注ですので、井上先生のご指示の通りの形、仕様で組み上げていくんですね。とにかく、(公益社団)能楽協会理事である観世流能楽師、井上先生(サイトはこちら)のご指示を忠実に実行し、完璧なる舞台・音響・照明その他一切合切を仕上げる事が命題ではあります。


16時頃からは、仮設舞台の上に、さらに塗装コンパネを打ち込む作業を行う。トリックアート展に続き、こどものサッカーで一緒の大工さんにお願いして、きれいに仕上げて貰った。で、会場での準備は18時半頃に終了です。下の画像が、16時頃の舞台の様子です。



事務所に帰ってからも、細かな作業や準備を継続。またしても22時過ぎに仕事のメドがたったかな。明日は素晴らしい薪能になるに違いない。今晩も素晴らしい月夜でしたし、明日は月下の中で幻想的な能楽を心から堪能してもらえそうですね。


S席は完売したものの、自由席はまだあります!当日チケットも発売しますから、皆さん、一生モノの伝統芸能舞台を是非ご覧になってくださいね!そんな1日でした。