本日も雪の降る中外出していろいろしてました。日経ビジネスの特集の事も気になったからでもあります。
今朝は7時半過ぎに起きた。ひとりでリビングに行って、ぼんやりと昨日から読んでいる日経ビジネスに目をやる・・・。最新号である1月26日号のタイトルが「カネ詰まり列島〜2月危機を回避せよ〜」なんです。
当然、昨年に起きた金融危機及び、北京オリンピック以降の相場の全面安が、年度末に向かって如何に企業を蝕んでいくのかという事の特集なんですね。一般的には3月がクライシスと考えられていたんですけど、実際は2月が越えられないことが危機なんだといった内容です。この号は経営者にとっては必見ですね。マジでいろいろ考えます・・・。幸い我が社は、資金繰り面では昨年8月の資金調達のおかげで、3月どころか７月ぐらいまで充分いける感じですので、非常に優秀ではあります。しかし次年度の売上げが計算できない部分が多いため、次年度の舵取りが難しいのも事実かな・・・。まぁ正直どの企業も次年度は判らないんだと思います。
まぁ、そんな事も考えつつ、午前中はイングリッシュガーデンにてあれこれして、その後は、嫁島の「空（くう）」にてパンを買い込み米子に向かった。相変わらず空はヒトが多いし、不景気知らずなのかも・・・それだけの味であるのは事実でもあるけど・・・。米子に向かったのは、あるお店を見たかった為でもあったのです。その前に市内のボーリング場にてボーリングを１ゲームほど（笑）。そして、目指すお店を探したけど見つからず、そのまま大山方面に行ったりして、松江に帰りました。
帰ってこどもたちと嫁さんを家に降ろし、頼まれた買い物をした後、田和山の今井書店へ移動。いろんな雑誌や新刊の経済関連の書物を斜め読みする。どれも先行き暗いものばかりだな・・・。日銀が先日の22日、2010年度までの「経済・物価情勢の展望（展望リポート）」の中間評価を公表したけど、経済成長率は09年度がマイナス2．0％に大幅下方修正でして、まぎれもなく戦後最悪です。消費者物価指数（CPI、生鮮食品を除く）も09年度がマイナス1．1％、10年度がマイナス0．4％を見込んでおり、日本経済はますますデフレ的状況に陥る可能性が非常に高いんですね。
デフレ基調になると、給与が維持できれば、生活はしやすくなりますが、業績のマイナス具合がデフレを越える可能性も否定できないので、その結果として給与がもっと下がればかなり厳しい事態になるんですね。その時でもこれまでのローン返済額は変わりませんしね。まぁ、我が社は所詮自営業者みたいな身軽さがあるし、売上げの減少を僕の給与減額分で吸収できる側面があるので、他の老舗企業、大企業よりはしのげる体質でもあります。なので今年１年（数年）が、生き残れれば、我が社が発展できる可能性が高いんです。そんな意味では我が社にはチャンスかもしれない・・・そんな事も考えてはいますね。
とにかく、今年はデフレの進行が激しい年になりそうなので、資金繰りが堅調で、借り入れが少ない我が社は有利に働くことが考えられます。企業間取引でも、会社の売上げよりも財務状況が厳しく問われる数年間が来たわけですから・・・。などとあれこれ考えているんです。
夕方から夜にかけてはもっといろんな情報を仕入れていろいろ考えたいと思っています。会社の未来予想図をね・・・。
