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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

実走調査最終回。

実走調査最終回は、晴れの予報となった本日31日日曜日に実施です。

松江を8時に出発して、道の駅赤来高原に到着後、9時30分に松江に向けて出発。天気は快晴なれど、気温は1度、路面凍結はなかった。融雪剤のせいか、路面は濡れてはいるが、自転車走行でスリップすることはない。基本下りで松江に向かうのではあるが、頓原までは登坂路もある。赤来高原から、道の駅頓原までは、道路が最近整備されたようで、振動もなく非常に走りやすかった。今後全てがこうなってほしい。

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道の駅頓原に到着。これ以降、国道54号線沿いの道の駅は全て、一旦停止して右折横断になる。スタートして僅か35分で到着。実際ここまでは14kmほどしかないので、疲労もしていない。なので、ちょっとの休憩ですぐに、道の駅掛合の里に向けて出発しようと国道54号線まで出ると、清掃のスタッフらしい高齢の女性が声をかけてこられた。「どこから走っている?どこに行く?」と聞かれ、答えると「頑張って!」と大きな声援をいただいた。何気ない掛け声ではあるが、とても嬉しく感じましたね。これが一番の旅の思い出になるものです。

道の駅頓原を出てすぐに、島根県側最大の登坂路になった。頂点は晴雲トンネルがある。ゆっくり漕いでいけばそんなに疲れることなく登りきれる。広島方面は2車線になっているので、道幅が広く視界も良好なので、事故の危険性はないだろう。

 

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トンネルを越えたら一気に下りになって、スピードも出る。ペダルを漕がなくても一気に下っていけるので、足を休めるのには丁度いい。視界も良好である。ここからは基本下っていくので、尾道から走行してきた際には、体力的にも温存でき、松江まで完走する際には、非常に助かる。道の駅 掛合の里まで一気に走り切りたかったのだが、車載のカメラの具合が段々と悪くなっていき、ちょっとの振動でも撮影が飛んでしまう。

道の駅掛合の里に到着。ここも割と短い時間で出発すべくトレイに駆け込むと、横にいた男性が、トイレを出た後に声をかけていただいた。晴雲トンネルに向けて登坂している姿を見ていたそうで、またしても「頑張って」との声。ありがたく感じると共に、県外からのチャリ旅であったなら、感激すること間違い。こんなに優しい人情があるサイクリング道なんだと、何度も実感できました。


道の駅掛合の里ではサイクルスタンドを活用。大きなサイズで何台もかけられるが、なかなか見つけにくに場所にあった。一番わかりやすかったのは、最初の道の駅クロスロードみつぎで、入口すぐに設置してあったからである。


掛合の里は南北に長い道の駅なので、設置場所はどちらの方面から来てもぱっと目に付く場所がいいし、どちら側から入っても位置を確認できる誘導サインは必須ではないかと思う。
小休憩の後に、道の駅掛合の里を出発。ここから道の駅さくらの里きすきまでは三刀屋の市街地もあり、交通量が一気に増えていくる。

 

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そこまではなだらかな下りなのではあるが、途中にある、多根トンネル、栗原トンネルは、トンネル内の舗装がひどく、どちらもカメラが入った瞬間に大きく揺れて、映らなくなってしまった。相当な振動があり、かなり古い舗装のようだった。カメラはこれ以降完全におかしくなってしまう。

 

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三刀屋市街地に入ると、交通量こそ多くなるが、尾道市内、三次市内ほどではなく、走行に大きな問題はない。但し第1回の時も感じたが、道が悪い箇所があり、かなりの振動を受ける区間がある。

その後、道の駅さくらの里きすきに到着するが、ここの右折横断が一番危険である。交通量がかなり多いこと。右折の際は道の駅の一番北側になるのだが出入りする車も多いため、しっかり確認しないと事故に繋がる。

道の駅さくらの里きすきも、サイクルスタンドが判りにくに場所に設置してあった。往路では探しきれなかった。普通にサイクリングしていれば探し出せない可能性が高いので移動してほしい。施設の正面入り口から見える場所が望ましいと思う。

 

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道の駅さくらの里きすきを出発して道の駅湯の川を目指す。ところが、途中の路面の振動でカメラが完全におかしくなってしまい、ちょっとの振動でも飛ぶようになってしまった。10mごとに立ち止まったりで、なかなか進めない。路面自体は悪いなりにも自身の体調に変化が出るレベルではないとは思ったが、やはり精密機械にはこの往復は厳しいようだ。

国道54号線から宍道インター線には左折で入るので、特に問題はない、その後、国道9号線に降りる右折は感知式信号機なので、車が来ないといつまで経っても曲がれない恐れもある。そこを曲がり、国道9号線ではT字路を信号で反対に渡り、そこから右に直進なので、大きな問題はないが、しっかり確認が大切になってくる。

道の駅湯の川も、サイクルスタンドはスタッフが見つけてくれたのだが、とても自力で見つけられない場所にあったので、冬季の利用減少で移動してあったのかもしれない。そこからサブカメラに切り替えて、最後の道の駅、秋鹿なぎさ公園に向かう。天気も非常によく、走行するサイクリストに何人もすれ違う。冬場は、コンディションの良い日が少ないので、ほんと珍しいほど良いコンディションだったこともある。

 

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無事に松江市内に入り、最後の道の駅、秋鹿なぎさ公園に。ここでスタッフが見つけてくれたサイクルスタンドはなんと奥の策に差し込んであり、自転車を掛けられないようにしてあった。

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これも冬季対策なのかとびっくりしたが、掛けられそうにないので近くの石柱に立てかけておく。後残りわずかなので、ほとんど休憩せずにゴールに向けて出発。14時10分に松江市役所到着。4時間40分ではあるけど、途中のカメラトラブルで何度も停車していたので実際は4時間15分ぐらいで到着していたのではないかと思います。

 

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前回の尾道駅から赤来高原までの5時間半と合わせると10時間を切るタイム。一気に走るとなると後半ヘタるので11時間ぐらいで走りきれそうです。今回、調査ではありましたが、チャリ旅であればなかなか楽しく、印象に残るサイクリング道だと感じましたね。

そんな1日でした。