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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

出雲神楽の上演。

hakthakt2007-10-25

今日は、朝から、某ホテルにて、某社の新社屋落成記念祝賀会でした。元請けは、いつもおなじみ広告代理店Y氏です。10時過ぎにはホテルに入り、式次第やら、音響、照明の調整やら、BGMの選択などをバタバタとこなす。あっと言う間に、客入れの時間になり、そのまま式典に突入となる。


司会は、いつもおなじみ、元FM山陰のT田さん。Y氏と僕と3人。この組み合わせは、今年の2月の観光シンポジウム以来ですね。でも面識が皆あるので、すんなりとなじんでました。


12時からの式典は、主催者である会社の方もご来賓の方も、それぞれ思い入れがあるようで、スピーチが伸び放題となる。なので、式典終了は、予定時間を15分もオーバーしてしまい、その後のプログラムにも影響が出る感じとなりました。自分としては、企画してお招きした「出雲大社教神代神楽小河内社中」の皆様の事が気がかりです。案の定、式典の真っ最中に到着の電話・・・。なんとか小声で説明したものの、ちょっと心配・・・。


なんとか式典が終了してから、控え室に行ってみると、もぬけのカラ状態!ええっ!どこいったんだろうと式典会場の裏方に行ってみると、なんとそこで着替えをされてました。今回の演目は「国譲(くにゆずり)」という、古代出雲の「くにびき」神話に基づく演目なんです。雲南市大東町は、出雲神楽発祥の地です。なかでも、出雲大社教神代神楽は、出雲大社の正式な神事を司っているんですね。


演目の「国譲」は、武御雷之命が出雲の稲佐の浜に天降り、大国主命に 「天津神に国土を奉れ(=国譲り)」 との神勅を伝えるんです。大国主命は潔しとして、演舞の後に、『福餅』を撒きます。ところが、このことを不満に思う、大国主命の子神である武御名方命が登場して、武御雷之命との力比べを行うのです。しかし、武御名方命は敗れ、国土の譲渡が実現するといった内容なんです。           


まさしく、国を大きくして行く様は、企業のご発展にも例えられ、今回の式典にふさわしい演目でした。遅れたもののなんとか上演でき、またその素晴らしい神楽はご来場者の方々を釘付けにしてました。なかなかいい神楽で、自分も大変満足です。画像はその神楽上演のものです。まぁそんなこんなで無事に式典と祝賀会は終了。楽しい1日でした。
Rie Fu=Life Is Like A Boat



主催会社の益々のご繁栄を祈念したいと思います。そして、自分の会社は本番終了後、片付けもそこそこに入札の説明会に出向きましたが、あっさり遅刻・・・。どうもすいません。まだまだ当社は大洋に浮かぶ小さな小舟でしかないですね。主催企業さんのようにどっしりと安定するのには、時間がかかります。