Plus value notebooks

Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

とても素晴らしい経験になりました。

本日はマラソングランドチャンピオンシップ(パリ2024オリンピック競技大会日本代表選手選考競技会)の計測業務です。

 

元請けの大手計測業者さんとは、同じ計測機材を使っている関係で、メーカーさんからご紹介いただき、親しくさせていただいています。今回は昨年受託された東京レガシーハーフマラソンと五輪予選が同時開催ということもあって、弊社に手伝って欲しいとの事で、関わらせでいただきました。

 

弊社の担当は、一番難しい(らしい)15kmの計測。他の計測ポイントは製品の8mマットをメイン・サブで2箇所設置するのですが、15kmだけは11mのマット設置でして、デコーダーも通常2台のところ、8mセット、3mセットで11メートルを構成するために、4台も設置しないといけません。

 

 

それに付随するポータブル電源も4台、ワイヤレスルーターLTEも2台設置という難しい構成に加えて、設置時間も撤収時間も交通規制後、極めて短い時間でのセットを余儀なくされるポイントでした。

 

 

加えて、朝から冷たい雨が降り、次第に雨量が増えていく中で、防水処理をしながら設置していくという、難易度マックスの現場となっていたんです。

 

ですが、ほぼ毎週大会で使用している機材でもあり、サポートメンバーの皆さんもしっかりされた方がでしたので、降りしきる雨も関係なく、極めてスムーズに設置、計測、撤去できたと思います。

 

 

早朝5時半にホテルを出発する際にもデコーダーとLTEをポータブル電源で繋いで移動し、国立競技場の計測本部で常にデコーダーが繋がっている状態にもなっていました。

 

 

国内トップアスリートが集う、国民が注目する最終選考会ですので、何一つ気が抜けず、車椅子マラソン、男子マラソン、女子マラソンが通過するまで、ずぶ濡れになりながら見守ってました。

 

 

日本陸連の方々や、SEIKOのスタッフさん、ボランティアさんとも調整をして、無事に地点計測は終わりました。終わって規制解除までに機材の車両積込を終えて、解除後は機材を都内の宅配集荷所に運び、他の地点担当者さん、機材も集まってきて最終バラシ、最終積込を行って解散です。

 

今回は本当にいい経験になりました。日本陸連の大会がどういうものかも良く判りましたし、計測業務の難しさも納得できる反面、弊社もしっかり対応できる部分もあることも実感しました。この経験を今後の大会に活かしていきたいと思います。

 

お仕事をいただき、本当にありがとうございました。

 

そんな1日でした。