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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

飯南ヒルクライムも動き出しました。

本日は、午後から飯南町に出かけて、今年の飯南ヒルクライムの実行委員会があったんです。飯南ヒルクライムも動き出しましたね。


午前中は明日から石見グランフォンドの大会運営説明の為、石見行脚に出かけます。その資料作成であっさり終了。午後から、急な打ち合せの予定があったけど、相手方の不都合で、延期として、そのまま飯南町に向かった。


飯南町には会議直前に滑り込む。15時からの実行委員会でして、会場は、毎度おなじみ飯南町保健福祉センターです。集まったのは10人位でしょうか、毎度おなじみの方もおられますし、新しい方も多かった。



福間担当理事と飯南町の担当者さんの進行で1時間弱で無事に終了。自分の持ち時間には、国道54号線の活性化の為に国土交通省さんに協力して、自転車による地域活性の可能性を協議して行く旨も説明する。松江尾道線が開通してから、始めて吉田町以南の国道54号線を走ったんだけど、確かに実感として交通量が減っていますね。


これだと、二桁国道とは思えない閑散具合とも思えてしまった。特に平日ですので、ビジネス関係の車両がもっと多くないといけないけど、すれ違う車両は営業車よりも、配達のバンとか福祉車両(町内?)などが多かったように感じたんです。ましてや一般車両はどうかというと、当然すれ違うこともありますが、これも町内なのかどうなのか・・・。


特に帰り道では、僕の後ろを走る車両がずっといなくて、広島からの車は完全に松江尾道線に持って行かれたのかもしれないな・・・と漠然とした不安感すらあったんです。実感すると、やはり国道54号線の活性化は自転車に限らず、あらゆる可能性を協議していく必要があると思いますね。


結局、松江市内には17時過ぎには到着してて、歴史館の喫茶などもにも寄れたんですが、高速道路によって時簡短縮の恩恵を受けるのは、やはり、交通基盤の「口」に当たる市町村・地域(松江や三次など)なんですね。そこに経済活動が集中し、「コップ」に当たる市町村・地域の経済活動が逆に衰える現象そのものかもしれません。


一般的には、ストロー現象と呼ばれるそうですが、特に長く細い通り道だけで大量の移動が起き、途中の中継地に移動に伴う経済効果がほとんどないことのようです。そうなってしまっては大変ですので、できうる可能性は否定せずに取り入れていき、沿線の道の駅や一般商店を維持していけるよう苦心する必要性を実感しました。


我々の飯南ヒルクライムもその一助になってくれると信じています!今年も安全に、かつ盛会な大会にしたいと思いますね!そんな1日でした。