Plus value notebooks

Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

プロのクリエイターとは。

まぁ、そんな日もないと体がもちません。ちょっとゆっくりできた1日だったかな。


午前中は、12月のイングリッシュガーデンクリスマスライブのフライヤーのデザイン製作。まぁこれは、ほぼ完成形になってきたので、それを市のT係長のもとに持参して、校正の確認とか。オッケーになったので、そのまま、今度は入札の資格申請書を提出・・・と思ったけど、会場に行ったらもの凄い待ち時間でげんなり・・・。なので今日は諦めた・・。そんなで午前中は終了。


午後は、社内にて雑務をした後、イングリッシュガーデンに向かう。イングリッシュガーデンでは、そのフライヤーの最終チェックをラウのIシェフ、S店長、途中からM総支配人として、その後はショップのHさんと冬場のイベント展開などの話。終わってそのままひよっこ事務所にてM島社長とひよっことで夜まで雑談でした。ちょっとひよっこ事務所に長居してしまったけど、まぁたまにはそんな日もあるかな。そんな1日でした。


さて、今晩は雑感などを少し。自分もそうだけど、ひよっこ事務所なんかもいわゆる「クリエイター」の範疇に入る業種なんだと思います。特に自社は+value(付加価値)を企画によって生み出すことをウリにしている企業です。そんな我が社が生み出したものは、NPO法人サイクリストビューの各大会であったり、イングリッシュガーデンの各種ソフト展開であったりもそうです。自分の発想力とネットワークで地域に風を起こしていく事が夢であり、使命でもあります。


自分はそれを「島根らしいローカルコンテンツ」と定義していまして、このコンテンツが如何にオリジナリティ溢れるものが生まれ、継続できるものかどうかを常に意識しています。予算がなければできないでは、他社と同じなので、そうではない、ヒット商品を生み出す事を考えているわけです。そんな僕が、読んで納得した講演がありました。「機動戦士ガンダム」の監督として知られる富野由悠季さんが10月27日、「東京コンテンツマーケット2008」のトークセッションに登場し、「プロフェッショナル・クリエイターの条件」というタイトルで自らの“プロ論”を披露された記事がそれです。以下のアドレスがその記事です。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/31/news118.html


「力のある、それこそ“コンテンツ”を作るにはどうしたらいいかというと、いやぁ、コツコツやるしかないですよ。それだけ。おしまいです。」全くその通りだと思います。発想が良いだけではなくて、ビジネスとして成立して、息が長いものをコツコツ継続していけるものこそが、真のコンテンツだと感じます。ホント参考になります。それと「そこでもう1つ重要なモーメントは、他人のコピーになってしまうかどうかは、その人が本性的にもってる指向性や方向性に合致しているかしていないかです。 11、12歳ぐらいまでにあなたが好きだったものにこだわれ、ということです。その延長線上にあるものと今やってる仕事がフィットするとかなりいい所に行くだろうと言えます。」というコメントにさらに納得です。


自分が今持っているコンテンツの多くは、外の自転車の大会だったり、アウトドアのイベントだったりです。そのルーツは自分の小学生時代の遊びに他ならないんですね。出雲路センチュリーライドのコースにしても、小学生の時に宍道湖斐伊川に遊びに行った自転車コースが、今のコースですし、自分の出雲路の原風景なわけで、そこを多くの県外サイクリストが走ってくれているわけです。また、クワガタドームとか、ファミリー釣り大会なんかも実際に熱中した遊びなんですね。それが今になって企画の中でコンテンツとなっているんです。


そして、それが凄く機能できる専門技術を持ったスタッフが自発的に集まり、お互いの良いところが組織で生かせるのがNPO法人サイクリストビューなので、各大会も飛躍しているんだと思います。ホント凄くいい話だななんて感動したんです。そんな記事の紹介でした。
水樹奈々=DISCOTHEQUE



DISCOTHEQUEとはフランス語でして(ディスコテーク、または、ディスコテック)、マルセイユの方言で「レコード置き場」の意味だそうです。このブログでも判るように無類のJ−POP好きなのは、小学生の高学年で兄貴と一緒買ったYMOの「ライディーン」のシングルレコードに感激したことから始まって、小学生高学年では兄貴とオフコースとかチューリップなんかをむさぼり聞いていたのです。なので兄弟の部屋は結構なレコード置き場があった事にも起因しているんでしょうね。


そして、こどもたちを積極的にアウトドアに連れ出しているのも、そうしてくれた親への感謝と、こどもたちにもきっとそんな経験が、人生で役に立つときが来ると思っている事もあります。