Plus value notebooks

Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

補助事業が完全に終わった。

本日は22年度、23年度に受けていた財団法人JKAの補助事業最終確定の為の現地調査があったんです。長時間缶詰になって、無事に調査完了しました。


これで、平成19年から始まって5年間、平成23年度まで採択されていた自転車スポーツの普及と振興に関する補助事業が完了しました。平成24年度の今年度は補助事業の申請をしていませんが、それはこの5年間でしっかり大会が認知されたからに違いありません。補助事業の恩恵をしっかり受けて、見事に独り立ちできた事業であるともいえます。


そんな想いもあって、今日の14時からの最終調査にはけっこう思い入れがあった。定刻よりやや早めに事務所に到着された、評価担当の方は2名。当方は、理事長の僕と決算処理をお願いした税理士事務所のスタッフの2名の合計4名です。


いきなり、各大会の書類チェックではなく、当方の事業の紹介と、なぜ24年度は申請しなかったのか等の説明を行う。その後JKAの評価担当課長様の方より、JKA補助事業の現在の状況等の説明があり、それだけで30分以上を要した。JKAさんは22年度の民主党政権下の「事業仕分け」によって、事業全体の見直しを迫られた結果として、補助事業のみならず、事業団体としての運営にも厳しい法改正もあったりで、現状はかなり厳しいようです。


我々のような継続して補助事業を受けている団体は、軒並み補助額の減額や、休止、不採用があるようで、我々のような辞退は非常に珍しいようだった。それでも、5年間、補助を受けながら大会を成長させ、地域においても大きな経済効果を生み出した事、また先日の自治大学校さんの視察や各県からの電話相談の多さに、かなりの評価を頂きました。


で、調査自体は、補助金充当項目のすべての書類(見積書、請け書(契約書)、納品書、請求書、領収書、銀行振込証書)を全部チェックされます。その書類数は、22年度でもファイルで300ページ近くもありますので、評価員の方がそれぞれ22年度、23年度を全てチェックするのに、2時間以上かかるわけです。


ただ、整理をしっかりしていて、事前にチェックも終えて用意していましたので、大変スムーズに進んで助かりますとおっしゃって頂き、3時間の調査で終わるという最速に近い時間で終了となったのです。終わってすぐにお帰りになる2人をJR松江駅まで送り、17時半で調査は終了!終わったら緊張から解放されて、どっと疲れがでましたな(笑)。下の画像は、終わった直後の事務所の様子です。



東京からお越しになった2名の評価士さんには、我々の事業成果が優秀なので、補助事業の事業成果を紹介するJKAのサイトに事業の波及効果も含めた寄稿を依頼されました。まぁ、それだけJKAさんにも有益だと思われたのですから、この5年間は本当に意味がある補助金だったと思いますね。やって良かったと思います!そんな1日でした。