２年越しでの初開催となった「奇跡の島 隠岐ござんせライド」は、大過なく開催できました。
5時には宿を出て、スタート会場に行くと、誰も来ていなかったが、程なく役場の方が集まってきて、会場準備、そして前日受付になった。その後副町長挨拶、ブリーフィングを経て、定刻通りに大会が始まりました。
朝方は、肌寒く風もありましたが、10時頃から晴れてきて、後半は快適なライドだったと思います。かなりの高低差があるコースでしたが、事故も落車等の怪我もなく、13時には全員が完走できていて、問題なく大会は終了しました。
エイドの補給食も地産地消でレベルが高く、ゴール後の海鮮バイキングもノドグロ、白バイ貝、イカ、アジ、トビウオがお腹いっぱい食べられる、コスパの高い、隠岐らしく、素晴らしいグルメライドでした。
ただ、そこの認知が充分でない為、参加者数は厳しく、自治体さんの手厚く丁寧な主催運営だったとはいえ、NPO法人サイクリストビューは「補助金（島民の税金）を一切貰っていません」。宿泊担当の大手旅行代理店さんはしっかり補助を受けておられましたが、そこが宿泊を一手に受けていたものの、ほとんどの方がそのツアーパックを避けるという皮肉な結果でもありました。
なので、チラシ等印刷物、公式サイト、ＳNＳ有料広告、参加者募集対応、バイクシール等備品制作、運営フォローから、実行委員会参加も含めた交通宿泊費、エイド食材費は参加費からの捻出ですので、２年連続のハンパない手出しがありました。
僕個人の手出しもかなりなので、このままでは、次年度以降の開催に関して、NPO法人サイクリストビューがどう関わるのか再考しないといけません。まぁ、恐らく次年度は、この事業から手を引くことになるでしょう。
我々の知的財産である顧客情報を使って、弊社の参加者に対して通常以上にアプローチはしましたが、実行委員会でも大会本番でも町長、副町長にはありがとうの一言ももらえないので、やまなみ街道クライムライドを一緒に盛り上げよう！と会えばいつもおっしゃっていただく飯南町長、副町長とは違い、まぁその程度の事業なんでしょうね。会えば参加者数のことばかり急かされても、補助金をもらった委託契約でもなんでもないですから。ちょっと理解に苦しむ２年間ではありました。
それでも、参加者の皆様の反応は申分のないものでした。形になって良かったです。
参加者の皆様、関係者の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
そんな１日でした。
