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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

実に楽しい大会だった。

11回目の「石見グランフォンド2016」。気になった天気も晴れ基調で、大きな事故も、怪我もなく、盛会にて終了しました。


昨晩しっかりスタッフミーティングを行って、それまでの本業モードの頭を完全に大会モードに切り替えて朝を迎えた。4時半には起床し、5時前にはホテルを出発、5時過ぎから受付、音響等の準備に入る。


それから6時45分のブリーフィングタイムまでも実にスムーズだった。ブリーフィングタイムの直前には、毎年恒例となった、NPO法人サイクリストビュー以外の大会関係者で、石見に参加されている方による自大会のPRタイムでは、遠路奈良から「ツアー・オブ・奈良・まほろば」の大会事務局長様もお越しになって、しっかりPRされました。



昨晩は、我々の大会についても細かく説明して、参考になったようです。これからもお互いの大会が情報交換しながら相互に連携できるといいと思います。そして我々のブリーフィングは、コース変更等もあって、かなり細かな説明をしました。



で、定刻通りのスタートになる。年々沿道で応援する地元の方々が増えてきています。本当にいいことですね。



スタート後11時頃までは無風だっと思います。なので全体のペースも速く、かつ第1・第2エイド間で懸念された事故も、怪我も全くなかった。


エイドステーション兼チェックポイントはどこも盛況でして、参加者は皆、大会を楽しんでるようだった。画像は第1エイドの先頭集団の皆さんです。



その後も順調に進むんだが、当初僕らが考えているよりも相当ペースが速く、特に70キロのショートコースでは、エイドのドリンクの搬送が間に合わない事態にもなったほどだった。断魚渓の昼食エイドも昨年同様、地産地消「石見オロチ丼」と「まる姫ポークの豚汁」が提供され、石見ならでは味覚を楽しんでもらえたと思います。



エイドではないですが、今年も参加者のために氷で冷やした冷水をサービスいただいた「グリーンロード大和」さんも大賑わい。こういった自発的な取り組みも確実に認知されてきています。大会を通じてロードバイクに優しい店を知る。それがこの大会のテーマでもあります。



三瓶登坂の直前である「カヌーの里」エイドまではいいペースで運営できてましたが、最後難所で、苦戦する参加者が続出し、最後の終わりは例年通りの時間になった感じです。その時間帯で落車も発生したんですが、幸いにも擦過傷程度だったのでホッとしましたね。カヌーの里では、これまた定番となった地産地消「竹製バイクスタンド」が大活躍です。



で、18時半すぎには盛会にて終了。最大の懸案事項だった、急なコース変更による交通トラブルもなく、10年の経験値を持つ我々スタッフの能力の高さで、擦過傷程度の落車が2件で済みました。


2月の雪のために、コースが変わり、昨年末に亡くなった「えこにんさん」がその昔秘密兵器的に提案してた「沢谷から志学に向かう激坂での三瓶登坂」が奇しくも再現となった訳ですから、彼が天国からイタズラしてるな〜…なんて(笑)。


でも、本当に楽しい大会で終われたと思います。動画はゴール風景です。石見の観光資源「石見神楽」と「ロードバイク」。そして県外の大会参加者と地元の方々が集い、盛り上がり、交流する。11年かけて、ようやくイメージしていたことが出来始めてきました。



参加者の皆様、NPO法人サイクリストビューのみんな、地元久手地区の皆様、エイド立哨でお世話になった皆さん、そして関わっていただいた関連市町ご担当者様、お疲れ様でした!



そんな1日でした。