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Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

日中は国道の調査だった。

今日は春らしい穏やかな1日になりました。そんな本日は、日中ずっと、国道の調査をしていたんです。


今朝は8時半に山根理事と合流して、松江国道事務所に伺う。今日は、松江国道事務所さんの依頼で、間もなく開通する、高速道路「松江尾道線」の開通後に懸念される国道54号線沿線地域の活性化のひとつとして、国道54号線をサイクリングロードに改修することが可能などうかの調査でした。


そもそもこの依頼は数ヶ月前からあったんですが、その後冬になってしまい、雪解けを待って、道路の調査となったんです。我々サイクリストビューは僕と山根理事、それと自転車道の整備計画をしまなみで行ったという道路コンサルの担当者さん、それと松江国道事務所の課長さん、職員さん総勢6名でした。下の画像は調査表を持って車窓から道路の状況をチェックするの図です。



9時には松江国道事務所を出発して、宍道の国道54号線の入り口から、一路赤名峠を目指す。調査といっても自転車で実走するのではなく、車上から、自転車乗りとして感じられる改善点の指摘、それと最大の懸念材料であるトンネル通過に関する迂回路案の考査とトンネルそのものの感想とかです。下の画像は、頓原にある青雲トンネルです。ここだけは、実際にトンネル内を歩いてみて、通過する大型トラックなどの風圧や、威圧感などを確かめました。



途中、飯南町頓原の有名な「とん汁」のお店で昼食を摂って、赤名峠を目指す。赤名峠のトンネル及び迂回路の調査が終わると、道の駅「赤来高原」でトイレ休憩兼、サイクリング休憩ポイント調査を行う。ちなみに道中全ての道の駅に立ち寄って、調査を行ったんです。下の画像は、道の駅「赤来高原」に新設された、バイク乗り専用の駐車スペースです。自転車だけでなく、バイクのツーリングにも適した国道54号線なので、その為のホスピタリティですね。松江国道事務所さんの取り組みは、的を得ていて素晴らしいと思いますね。



帰りに、ほぼ完成した松江尾道線の吉田IC以南の道路が眼下に見えるという場所に連れて行って貰いました。下の画像は開通間近の松江尾道線です。早く走ってみたいですな(笑)。



結局、松江国道事務所に帰ったのは16時過ぎでして、深夜に設営の仕事があった僕は大慌てで、次の準備に掛かったんです。


このサイクリングロードの整備に関しては、来年25年度は検討会が出来て、検討の後、試走会を開催する予定です。国道54号線及び沿線地域が寂れてしまわないように、この道が、我々サイクリストの目線から生まれる新しい地域資源として再評価され、地域活性化の一助となるよう、我々もしっかり進言しないといけませんね。頑張りましょう!そんな1日でした。