もうすぐ３８歳になるんです、僕が。そんな祝いもあって夕方から湯原に来ています。
さて、2月の第2週の３連休初日です。本日は、午前中から保育園の「豚汁作り体験教室」みたいな行事があって、それに参加。9時半ぐらいから、グループになって、豚汁作りに励みました。画像上はその様子です。なかなかこどもたちも他もこどもたちも上手に野菜を切ってまして、その後の豚汁は上手に出来てました。そして、食材切りの後は調理の間に、来週の発表会の演奏の事前公開やら小学校へ上がる親への座談会などがあって、昼になった。できあがった豚汁は当然旨いし、親も子も楽しそうでなによりでした。その後、卒園式後の謝恩会の説明とかがあって、2時過ぎに保育園を出る。向かったのは岡山県の湯原温泉です。
今月の１２日が僕の誕生日なんです。嫁さんが誕生日祝いは？と聞いてきたので、「モノはいらないのでゆっくりしたい」と言ったので、温泉泊でゆっくりしようということになったのです。向かったのは湯原温泉「八景」です。→http://www.hakkei-yubara.jp/←湯原温泉は、結婚してすぐに嫁さんと行ったのですが、その頃はなんか格安プランで見つけた温泉でした。でも、こんかいの八景は、料理も評判も良く、素晴らしい宿らしくて期待してたのです。
到着は4時過ぎ。そこから、しばらく部屋でゆっくりしてから、温泉へ。ここの温泉は川に向かって降りていくと男女風呂があります。そこでゆっくり温泉を満喫してから食事となりました。
嫁さんが、事前のサーチで、「野菜料理が旨いらしく、料理の評価が高い」といってました。で、実際の料理を食べましたが、マジ絶品でした！正直、これまでいろんな温泉に行きましたが、これほど「野菜料理」に真剣で、旨いものを出してくれる宿は初めてです、正直驚きましたね。具体的には「煮物、焼き物は煮立て、焼きたてが一番旨いのでそれをきちんと出してくる」事。イワナの塩焼きは、オープンキッチンの炭火でしっかり焼いた焼きたてが出てくる。野菜の料理である煮物は「煮物椀」と「煮物」の2種類あって、いずれも炊きあがりを出してくれます。金時人参や蒜山大根など、素材の旨味が最高に表現できている時にサーブされてますので、旨いのは当たり前なんですね。
また、小鍋は冬の日本海の味覚である「寒ブリの粕汁」これも、地元で食べたものよりは数段上をいってました。極めつけは「ごはん」です。オープンキッチンに設営された昔ながらのかまどで炊いた炊きたての「おこげごはん」がシジミの赤だしと共に出てくる。正直これらのメニューって島根の旅館が出すべき地場料理なのに、こんな山奥の温泉が驚きの精度で出してくるわけです。なので、一般的には暇と言われる2月の土曜日で、満員御礼。すべて予約らしいです。
食事どころの女中さんの話では、大半がリピーターとの事。確かに周辺には全く観光地はなく、しかも湯原温泉の一番奥で、危険そうな吊り橋を渡ってしか行けないような場所なんです。地理的ハンデキャップは全くないといってもいいでしょうね。マジで素晴らしい旅館でした。そして、料理のセンスと旅館の内装はすべて若女将のセンスらしくて、そのセンスの良さに驚いたのでした。これこそ島根の温泉旅館で体験したい事なんです。これができれば、絶対継続した売上げが見込めそうな気がしたのです。オーナーのセンスとおもてなしが立地条件のハンデキャップを凌駕してますね。感激しました。是非また訪れたいと思います。そしてここを選んでくれた嫁さんにも感謝感謝ですね。そんな1日でした。
中山うり＝笑う月
素晴らしい料理で、家族全員笑顔です。今夜は雪モードなので、月は出ていませんが、それでも「らしい風情」がある温泉です。破顔一笑な誕生日プレゼントとなりましたね。そんな気分で、ロビーでブログを書いてるのでした（画像下）。
