Plus value notebooks

Plus value 社長&NPO法人サイクリストビュー 理事長 森脇博史の業務録

潜水艦と戦艦大和。

hakthakt2007-09-17

広島2日目。ホテルの朝食後、目の前の「広島城」に行ってみる。先月からお城系の仕事が増えてまして、そのせいか、なぜか行ってみることに。当然広島城は「近代建築」それでももうすぐ築後50年なんだそうです。台風の影響で、ものすごく暑い。おまけに風がない。ので、天守閣に登った時には大汗・・・。さすがに天守閣は風が爽やかに吹いていましたが、入場者は皆朝っぱらから大汗でげんなりといった感じです。でも、さすが近代建築だけあって、場内はコンクリートの階段だし、天守閣部分にはなんと自動販売機まである始末。理にかなっているので、商売としては正解ですね。


その後、また歩いてホテルに帰り、11時のチェックアウトまでに全員が着替え。そして呉に向かいました。呉は、今年4月にオープンした「てつのくじら館=海上自衛隊呉史料館」→http://www.jmsdf-kure-museum.jp/←がメイン、次がもう映画ブームは終わってますが「大和ミュージアム」です。さて、呉に着くと、この2つの建物は隣り合わせ。おまけにそのとなりは巨大な「ゆめタウンイズミ」・・ということで、当然イズミの立体駐車場に駐車します。イズミも心得たもので、店内1階の生鮮レジ前には「てつのくじら館=海上自衛隊呉史料館」はこっちみたいな看板が天井からぶら下がってました!まさしく官民一体となっての取り組みですな・・。で、イズミを出ると目の前に巨大な、潜水艦「あきしお」の姿が・・・。ここの目玉は、なんといってもこの「あきしお」。


本物の廃棄潜水艦が陸揚げされて、中が一般開放されているのです。また無料の展示コーナーでは、機雷撤去で活躍する掃海艇の活躍を紹介するコーナーや、潜水艦の活躍を紹介するコーナーもあります。機雷や掃海用品などは現物が展示されていて、まさしく百聞は一見にしかずですね。会場は入場無料になっていて、最後の「あきしお」艦内見学では行列で10分待ちの有様です。画像(上)は、あきしおのスクリュー部分をバックにこどもたちを撮影したものです。外から見るとものすごいデカいのに、中はホント狭くて質素です。操縦席もびっくりするぐらい地味・・・。いいもん見たので感激ですが、自分は絶対潜水艦の乗組員はできない・・と実感しましたね。


その後、一端昼食でイズミに戻り、フードコートで食事してから、道路を越えて「大和ミュージアム」→http://yamato.kure-city.jp/←へ。ここの目玉は実物の10分の1の戦艦大和とか、貴重な資料、そして人間魚雷「回天」や「零式艦上戦闘機62型」の実物展示などでしょうね。入ってから、展示内容が読めないこどもたちは先へ先へと急ごうとしますが、自分はそのひとつひとつの資料を丁寧に見ていきました。それぐらい、見応えがあり、また戦争のむなしさ、悲劇を理解できる資料だったのです。また、今現在の海底に横たわる大和の姿などは、見ていて凄い!の一言です。


戦没者名簿では、愛知県、大阪府兵庫県広島県に続いて、島根、鳥取、岡山、山口の数が多いのには驚きました。島根県だけでも200名ぐらい搭乗されていたんですね、初めて知りました。人間魚雷「回天」のコーナーでは実際に出撃された方の遺書である録音テープも聴けます。なんか戦争について考えさせられましたね。こどもたちはそんなこと当然判りませんが、現物の潜水艦やゼロ戦には感激しまくりでしたね。画像はゼロ戦の前で家族3人です。小さいこども連れでも充分楽しめるし、もう少し理解できるようになったら是非もう一度訪れてみたいと思いました。まだまだ細かい資料も完全に読み切れなかったからです。そんな広島2日目でした。
Mr.children=Worlds end





ホントまた世界大戦が起きたら、次はマジで「世界の終わり」です。戦争反対!